

ウイスキー 紹介
1993年に設立されたスコットランドの中でも比較的新しい蒸溜所。
キンタイア半島の右手に浮かぶアラン島で作られています。
アラン島の近くにはタリスカーを作っているスカイ島やジュラ島などの小さい島が複数あり、これらを総称してアイランズ地方と呼んでいます。
アラン島には、アランを含めて蒸溜所は2つだけ。もう一つの蒸溜所は、2019年に設立されたラッグ蒸溜所。
今ではこの2つになってしまいましたが、大昔には50個もの蒸溜所が稼働していたそうです。昔は人口も少なかったはずなので、たくさんお酒を作っても余っていたのでは・・・?と思ってしまいます笑
今回飲む10年は、ファーストフィルのバーボンで熟成させた原酒をメインに、シェリーホグスヘッドで熟成させた原酒をヴァッティング(混ぜる)させたボトルです。
つい最近、ボトルの形が代わっており、以前よりもクラシックな形になりました。こっちの方が個人的に好みです笑
アラン10年の評価や口コミ
うまい
今後に期待
テイスティング
香り:全体的にバニラの香りが包み込んでいる。佐藤、ハチミツ、バター、フレンチトーストのような香ばしい匂い。わずかにアルコール感がある。
味:リッチなボディでコクがある。りんご、ナッツ、ドライフルーツのような濃い甘み。塩キャラメルのような塩っ気と柑橘系の酸味のある後味。
まとめと感想
アランを初めて飲んだのですが、思っていた以上にスイーツ寄りの甘みがあって驚きました。
バニラの香りと、蜂蜜を掛けたフレンチトーストを思わせるような香りで、飲み終わったグラスの残り香を嗅いでみても砂糖のような甘い香りが強かったです。
だいたいのスコッチウイスキーはスモーキーな残り香が強いんですが、ここまで甘い香りを作れるアランには感心しました。
ストレートでも飲みやすく、その甘いテイストから食後酒として向いているなと感じました。
ウイスキーデータ
アルコール度数:46%
[リッチ]■■□□□[クリア]
[フルーティ]■□□□□[スモーキー]
ショップ平均価格:4000円前後
ねむるちゃんのオススメ度:★★★★★(5段階評価:5)
